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幌延深地層研究センター 調査坑道公開 [フクシマ]

日本の最終処分場の計画が進んでいるようだ。

(以下、引用 朝日新聞 2012年06月12日)
■地下350メートル 調査坑道公開
 原子力発電所で出る高レベルの放射性廃棄物の地下埋設処分を研究する独立行政法人日本原子力研究開発機構の幌延深地層研究センター(幌延町)の掘削が深さ350メートルに達し、11日、報道陣に公開された。高レベルの廃棄物は法律で300メートル以上の深さに最終処分すると定められており、来年度末から法に適合したこの深さでの実証実験を始める予定だ。
 同センターによると、先月26日に、地下350メートルのたて坑2カ所を結ぶ調査坑道(高さ3・6メートル、幅4メートル)が貫通。来年度までかけて全長760メートルの横坑を掘る計画だ。
 同機構は道と幌延町との協定で、実際の放射性廃棄物を持ち込んだり、使ったりしないと約束しており、実証実験は90度ほどに発熱する模擬物質を使って実施。緩衝材の膨張具合や、埋め戻して壁に使う物質の変化などを調べ、廃棄物を埋めた際に地中でより安定するための方法などを探る。

(引用終わり)

黒川さん [フクシマ]

国会事故調査委員会(国会事故調)の中継と記録映像がUSTREAMに配信されている。
私は興味があるので、そのほとんどを見ている。
(USTREAMで”国会事故調”と検索するとすべて見ることができる)

この黒川清という委員長は、京大の総長を経験したお医者様と聞いているが、
見識の広い、尊敬できる人のように思う。
特に、参考人聴取のあとの記者会見では、ほんの少し、個人的な意見が聞かれ、
(これは質問している記者も聞きたがっているのだが)、なかなか示唆に富んでいる。

このBLOGでフクシマの惨事を書き始めた頃には、現場から遠方の人ほどやや奇異な目でご覧になる傾向が強かったが、今、そういう感想を持つ人は殆どいない。事態は極めて深刻だ。

黒川さんの言葉の中で「この国がメルトダウンしている」という話が最も印象的だ。
戦後55年体制で、アメリカの意向をいかに忠実に反映していくかに汗を流した自民党が、野党に転じ、緊密な関係にほころびが見え始めると、至る所に虫食いの跡があることがわかってくる。今や虫食いの穴を、懸命に塞ごうとして”かぎ裂き”になってしまったところも多数。
官僚の裁縫能力では、雑巾も縫えない。

前も書いたが、この国を論じることが出来る人は政治家にはならない。
なぜなら、米国の機嫌を取りながら、国を米国の飛び地の州として機能させねばならない窮屈さは、息苦しい。それならば、経済の分野で自由に振舞おうと考える。実際は、公私共に「がんじがらめ」になるのだが、ご機嫌とりの番犬よりマシであろうと腹をくくり人も多数いたであろう。

原子力ムラとして揶揄される団体(?)は、この番犬の集まり、いわば合法的な●力団のようなものだ。私達が最後まで抵抗すると、ぬっとアメリカの用心棒が出てくる仕掛け。彼らは公では刃物を振り回さない。しかし生活の至る所で真綿のように首を絞めてくるすべを心得ている。どれほどの人が葬り去られたか・・・

そう考えると、黒川さんの立場は極めて微妙に感じられる。私の中では、希望の星の1つなのだが・・・

政治的な発言を控えてきたが… [フクシマ]

出来る限り、サバイバルのための記事にしたいと考えてきたが、大飯原発の再稼働容認については、
言わなければならない。

口先ばかりの政治家が、国家100年の、いやもっともっと長い年月の決断を
下して良いものだろうか。

大飯原発の再稼働は、断固反対である。
今の政治家は日本を潰すつもりか_

気になること [フクシマ]

内容をまとめられないが、ツイッターを始めとして、多くの気になる情報を耳にする。

1,フクシマは津波の前に放射性物質が観測されていた。

この話は、昨年の5月から、一部で報じられていたが、神戸大学大学院海事科学研究科教授の山内先生によれば、国内ではあまり流布していないが、海外ではほぼ定説となっている。
原発は地震ではなく津波で壊れた、と東電は強調しているが、そのことはいずれわかること。問題は、被災初期に、放射性の希ガス(キセノンなど)が出たということ。これに対する対応は、おそらく誰も考慮しなかったことだ。
希ガスを呼吸と共に体内に取り込めば、内部被曝をするが、その濃度や汚染地域が全くわかっていない。

2,京都もわずかだが汚染されている。

群馬大学の早川教授によれば、京都の雨樋の付近の放射線量が、わずかだが高いとのこと。注意してみなければならない、というか、さもありなんと思う。問題は、時間と共にホットスポットができることがわかっているので、高い放射線量の場所が今後できるのかどうかだ。

私の子どもに渡す放射能対策指針 [フクシマ]

群馬大学の早川先生が、ご自分の子供たちに伝えようとする
放射能汚染への対応がBLOGに掲載されている。

早川由紀夫の火山ブログ (私の子どもに渡す放射能対策指針)
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-403.html

Image1.jpg
草地の上1メートルで測定したシーベルト値で判断する。アスファルトの上1メートルで測ると6割、自動車内で測ると4割で表示される。
(※表や脚注は上記BLOG~引用しました)

私の住んでいる湘南はこの表の右の欄外だが、1つ気になることがある。
農産物の丸はいくつからつくのかな?

最終処分場はできるのか? [フクシマ]

多少なりとも、最終処分場に関連性のある仕事についていたことがあるので
あまり喧伝されないいくつかのポイントを書いておきたい。

日本において最終処分ができないか?
という考察は、かなり前から行われてきた。
最も有望視されたのが、花崗岩地帯である。

日本には花崗岩がたくさん分布し、その面積も決して小さくはない。
花崗岩は、ビルの側面や墓石としてよく見かける岩石の1つである。
御影石などとも呼ぶ。

もともと放射性物質を含んでおり、これが濃縮して高濃度の蓄積をしたのが、土岐市の
東濃鉱山(閉山)、また最も有名なのが鳥取県の人形峠である・

使用済燃料を元の花崗岩に戻すという発想だったかどうかは分からないが、
当時、地質調査所の花崗岩の専門家が日本各地の花崗岩体を調査している。
その結果は、まとめられたと聞くが、内容は確認していない。(肝心な部分は公表されないであろう)

花崗岩ではないが、北海道の幌延の候補地は有名で、実際に1000mを超える試掘がなされている。
地質は確か堆積岩だったと思う。
一旦は頓挫したが、2012年4月15日の北海道新聞に、「幌延 処分場誘致の動き」
が報じられた。研究施設が設けられた幌延町内で、商工業者らが処分場誘致期成会を
立ち上げようとしているという。

幌延は、人口よりも牛の数のほうが多いといわれる過疎地域である。
経済振興の名のもとに核の墓場を引き受けようというのか。
原発の再稼働と並んで、大きな問題である。

オバマ政権になり再検討を始めた米国の最終処分候補地は、ラスベガスの近くの
ユッカ・マウンテンにある。
ここは結晶片岩の硬い地層でできており、地下水位も-3kmと言われ、地下数百mの
試掘坑内はカラカラであった。日本では考えられないほど条件に適していたのだが、
影響が考えられる地域のある町の反対(地下水汚染を懸念した)で、やはり頓挫していた。
(※実際に現地を拝見し、話も聞いているので資料などからの伝聞ではない)

アメリカは何でも埋めて捨てれば良いと考える節があって、処理のできない危険物は、
とにかく埋めればいいさ、と砂漠地帯に広大な立ち入り禁止区域を設定して、
埋めることを選択してきた。
そのアメリカが、躊躇した最終処分場は、車で走って約1時間は、集落もない、
全くの無人地帯であった。
そこでも出来なかったのに、プレートの終端で、地殻変動の激しい日本列島に、
「核の墓場」を作ることができるのであろうか。

やはり科学者や政治家の意思決定ではなく、深く世界を見つめる哲学的な見地の
サジェスチョンが必要な時期なのではないだろうか。

こちらのBLOGは続けます [フクシマ]

表(おもて)のBLOGは休止ですが、こちらは続けます。

さて、学生の時に地理学を2単位修学した。
教授は神尾明正というお名前。NHKの「みんなのうた」で歌われた、
「坊がつる讃歌」の作詞者だ。

あとで調べたら、「坊がつる」とは九州大分県竹田市にある
標高約1200mの高さに広がる盆地・湿原をさすようだ。

ご本人はユニークな人で、教養部の授業中は、少々脱線することもあった。
何でも「男子たるや、ふんどしが一番!」
今も、ふんどし以外ははかない、などと女子学生のたくさんいる人気授業で
公言してはばからない。

ちなみに、一緒に出席していた学友に、俳優の「萩尾みどり」がいた。
毎回出てきていたので、神尾講義を楽しんでいたようだ。

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神尾先生は、独自の考え方を持つ人で、驚くような話をよくされていたが、
その中でも、際立っていたのが、

「歴史学者は、縄文時代、弥生時代、あるいは奈良時代のように、時代と共に
社会がいっぺんに変わったように言うが、これは誤りだ」

「縄文文化は今も細ぼそと継承されているし、江戸時代の文化から何ら変わっていない
文化を継承している人々が、たくさんいる」

との解釈だ。彼は、横に時代を振った黒板に、縄文文化を現代まで、弥生文化を同じく現代まで
だんだん細くなるように、先を引っ張っていった。

彼が言いたいのは、文化は影響し合うけれど、マージしないものもあるよ、ということであった。
日本は単一民族国家と言われているが、実は引きずっている文化(出自)は異なるということ。

そのように考えると、私達と同じような人々だと考えた「原子力ムラ」の面々や、ボロボロの官僚は、
別の文化の人々ではないかと穿って観えてしまうほど、共感する部分が少ない。

果たして彼らはどの文化の体現者なのだろうか。願わくば、先の戦中のし指導者たちとは
違うことを祈るばかりである。

電力の自由化が実現する?

電力の自由化が検討されており、抵抗がなければ2015年にも施行される。
本当だろうか?(http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120518-OYT1T01478.htm

フクシマの事件の収拾は、全くついていないが、上記のような話が伝わっている。
この話は、経産省や電力業界が一致して実現を拒んできた古くから問題となっていた障壁である。

アメリカスマートグリッドなどを横目にせせら笑っていた官民一体の電力村は、
自然エネルギーに対しても冷淡だった。無論PPS(特定規模電力事業者)にも多大な圧力と
規制を設けてきた。
それが、今回のフクシマの厄災を契機に、変わろうとしているのであろうか?

米国の例では、電力相場を逐次チェックして、工場が生み出す利益を上回った価格になると、
工場を休止して、自家発電の売電に切り替えることもあるそうな…
(実際にそのような管理ソフトウエアが販売されている)

景気浮揚効果の重要なきっかけとなる可能性がある。

しかし、交通事故で、犠牲者が出ないと信号ができないと言われているが、
この国は、いつまでたってもそんなことを繰り返している。

予言 [フクシマ]

3.11の震災や、福島第一原発の事故の予言をして、見事当てたという
話がいくつも伝えられている。

私は、オカルトが好きだから、どれも興味深い。

しかし、震災や原発事故の対応が欺瞞に満ちており、私たちはそれに驚き、
呆れるであろう、という予言は見たことがない。

震災や原発事故は今もって驚き、悩んでいるが、それと同じくらい、この国のぼろぼろの
姿に驚いてしまった。
このような姿を晒してしまった厚化粧の官僚組織、化けの皮が剥がれた政府は
きっと公知の事実で、予言など必要なかったのかもしれない。

私の目が曇っていたとしか言いようが無い。

それにもまして、胸騒ぎがする。
放射能の影響がだんだん明らかになるに連れ、多くの人が現実を認識して
きたことは良かったと思うが、次の厄災が待っているような・・・

フクシマを直撃するような地震(余震)が起こるような話が多いが、
天変地異は人の想像を簡単に乗り越える。どこに次の厄災が起こっても不思議はない。

普段の備えが重要になる。

活断層の定義と実際

活断層とは「最近の地質時代において繰り返し活動し、将来も活動すると考えられる断層」と定義される。

「最近」とは、ここ100万年ぐらいの時間で、「繰り返し」は1度ではないこと、「将来も」は、多分誰にも分からない。このように、実際のフィールドワークと定義がマッチしない場合、「おそらく活断層であろう」と結論付けることが多い。

私が経験した活断層調査は、まず断層の発見からだ。断層は「露頭」という場所で探す。露頭は、道路の切り割り、崖、川の両岸などにあるが、そもそも「さあ、見てください。私が断層です」というような教科書に載っている、わかりやすいものは殆ど無い。なぜなら、断層はしばしば破砕帯を伴い、崩れてしまっているから…。(※破砕帯とは、断層が動いた時に、こすれて崩れてしまった部分)
つまり、これぞ断層という場所は、めったに見られない。

そこで、少々経験のある調査者は、フィールドで地形を見る。この谷はどうしてできたのか。断層でできたのではないか、などを疑いながら、あちこちを見る。破砕帯はしばしば地下水が流れる場所になっているため、斜面に竹林があるかなども発見のきっかけとなる。(竹林は、水の豊富な場所にあることが多い)

そして断層のある場所の目鼻をつけると、川に注ぐ支流の枝沢を丹念に調べていく。大きな断層が谷地形を作っている場合は、しばしばその谷の最も低い場所(谷底)ではなく、中腹辺りに中心が走っていることが多い。だから枝沢を丹念に見ることで、断層の一部を発見できることもある。

そのようにして、幾つもの断片的な露頭情報を繫いで、断層線の情報を地図に記入していく。

さて、その断層が活断層であるかないかであるが、これがなかなか難しい。まず「最近動いたか?」であるが、その断層が第4紀の堆積物を動かしているかどうかで判定する。第4紀の堆積物とは、例えば川の堆積物、河岸段丘の堆積物、第4紀の火山噴出物などである。正確には年代測定で確認しなければならないが、フィールドでは、観察者の経験で判断する。経験豊かな観察者であれば、ほぼ正確に言い当てることができる。

断層を見つけて、第4紀の堆積物を動かしているか(断層が第4紀の堆積物まで及んでいるかどうか)で、分類していく事になる。

さて「繰り返し」はどうだろうか。幾つかの露頭で見られる同じ方向の断層(断層群)が、異なる年代で動いた証拠を、第4紀の堆積物を丹念に調べて判定することが多い。しかし、実際のフィールドでは、露頭の乏しい情報しか手にはいらないので、活断層である確率が高いと判断されれば、重機を入れて掘って見る。いわゆるトレンチ調査である。
綺麗に整形した斜面をミリ単位で調べることになるが、うまくいけば判定ができる(こともある)。

ついで「将来も動くか?」だが、もうフィールド調査はあまり役に立たない。なぜなら過去の履歴は野外に痕跡が残っているが、これから起こることはどこを探しても見つけられない。
そこで、机の上の作業に移る。まず、調べた活断層の長さ、深さ、方向などを地形図上に記入していく。複数の断層が交錯するので、それらをできる限り、綿密に記載していく。
これらに加えて、文献調査を行い、該当する地震情報を書き加える(ただし、文献情報はせいぜい過去数百年程度まで)
約100万年の間の地史を組み立て、その間の断層の形成状況、活動状況を推定する。また、地殻に加わる力学的な動き(プレートの動き)を考慮して、断層に加わる力を分析する。
このように多くの仮説やシミュレーションの結果を評価して、活断層の疑いが強いと判定する。

フィールドで見逃してしまえば抜け落ちるし、机の上で検討する材料が少なければ、判定ができない。また、原子力ムラの御用学者たちが行なってきたような雑で恣意的な論拠であれば、「これは活断層とはいえない」となり、原発敷地の活断層マップから消えてしまう。

そもそも”あぶくが集まったよな日本列島”に、断層のない地盤はどこにも存在しない。それをわかっていて原発を作ったのだから、読みの甘さか作り手の驕りであろう。
今更ながら、敷地内に活断層がある疑い…とか言われても、別に驚きはしない。むしろ、それを騒ぎにして、何を隠そうとしているのか、ということに気が回ってしまう。
危ない原発(要らない原発)を切り捨て、残したい原発を守ろうとしているのであろうか?
とにかく、泥縄しかしない厄介な連中である。

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