So-net無料ブログ作成

Harley-davidsonのこと (4) [道具]

torii.jpg

<ハーレーの伝道師たち>

4回にもわたり、日本におけるHarley-davidsonのことを取り上げてきましたが、OKUISMに対する多くの情緒的な議論や、美化され結晶化した風説に耳を傾けると、なかなか冷静な分析もままならない状況に陥ってしまいます。やはり、90年初頭からのHDJの伸張には敬意を表さねばならない気がします。

特に日本におけるハーレーの隆盛は、奥井さんを語らずしてなんとする・・・などなどの意見は、決して間違いでは無いですし、仕組み(あるいは仕掛け)を造ってきた、という意味で、興味深い人物ではあります。

しかし、そのように流されては天の邪鬼の私が良しとはしないところ、(独断と偏見のこもった結論を)私なりに感じたことを述べれば、ハーレーが日本で右肩上がりに販売を伸ばしていったのは、あまり巷では語られていない、重要ないくつかの要素があるものと思われます。

続きを読む


nice!(12)  コメント(12)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

Harley-davidsonのこと (3) [道具]

さらに、定性的なデータなどを交えて探ります。

engine.jpg

<ハーレーは何台所有?>
HDJのデータによれば、1台のハーレーを所有するオーナーが、圧倒的に多いとのことです。(データの取り方が不明瞭で、今ひとつわかりにくいのですが、総じていえばこのような傾向があるようです)

複数台の車両を所有するオーナーも、雑誌などで良く紹介されていますが、これは一握り、イメージ先行の印象だ、ということのようです。
しかし、ある意味で、HDJ設立以前の既存ユーザ(いわゆるハーレーフリーク)に対して、その存在を尊重し、もり立てていく姿勢が希薄な感じがするのは、私だけでしょうか?


<ユーザーの年齢層は?>
週末になると、琵琶湖周辺を走るハーレー軍団?を頻繁に見かけます。なにしろ、あの排気音は印象に残りますので、まるでハーレーだらけだったような気さえするこの頃です。そして駐車場でヘルメットを脱いだお顔は・・・やはり壮年~中年の方が、多いように思われます。
しかし、HDJによれば、1992年以降、ユーザーの平均年齢は37歳前後で、いわゆる「エイジング」はほとんど無いといわれています。
年齢構成は、

・10代から20代 30%
・30代 30%
・40代 25%
・50代以上 15%

といわれています。実は、この記事を書き始めた時の考えでは、団塊の世代(50代以上)がかなりの割合を占めている、との印象が強かったのですが、どうも違うようです。
なぜ、日頃の印象と公表されているデータが違うのか・・・販売されたバイクのオーナーの年齢層と、実際に走っているオーナーのそれが少々異なるのは、なかなか興味深いところです。

続きを読む


nice!(6)  コメント(7)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

Harley-davidsonのこと (2) [道具]

前の記事で示しましたが、HDJの売上は、06年度で約240億円、07年度で約270億円、08年度には約290億円まで伸ばしています。前年対比でみると、06/07で+12.5%、07/08でやや伸びは鈍化したものの+7.4%となっています。

ちなみに、国内の小型2輪(251cc以上)の06/07で-0.6%(※)、07/08で-4.7%(※)となっており、必ずしも同じカテゴリーではないものの、その違いは歴然です。

※社団法人 全国軽自動車協会連合会の資料を参照

HDJ.jpg
(751cc以上メーカー別登録台数 HDJ)

上図のグラフを見ると、20年にわたり、まるで同じジャンルの製品とは思えないような動きを示しています。この右肩上がりの理由はなんなのか、そこが今回の興味の中心になります。

続きを読む


nice!(5)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

Harley-davidsonのこと [道具]

いわずと知れたアメリカ唯一のVツインの大型バイクメーカである。

HD.jpg

Wikipediaによれば、

「1903年にアーサー、ウォルターのダビッドソン兄弟とウィリアム・シルヴェスター・ハーレーによって設立された。(中略)ウィスコンシン州ミルウォーキー市に本部を置く。」

さらに、

「1999年にエボリューション1340ccから現行エンジン、ツインカム88・1450ccへ移行が始まり、2000年にはソフテイル系にツインカム88B(バランサー)が積まれ、2007年にはそれらのエンジンを1584ccにボアアップ(ストローク)させた。ツインカム96(キュービックインチ)の登場である。その大排気化に伴い排ガス規制の適合が問題となっていた。 2001年からはマフラーに触媒技術が導入され、2007年には新車販売される全モデルがインジェクション化している。また、触媒機構が従来の酸化触媒から、より環境性能の高い三元触媒に変更された。」と記述されている。

古いタイプのエンジンと、ローテクと観られがちなハーレーであるが、エンジンは日夜進歩し、環境規制にも対応し、Vツインエンジンの命であったキャブレターからインジェクションに載せ替えている。
(当初、デルファイ製を用いていたが、故障が多く、現在は変更されていると聞く。今はどこのメーカなんでしょうか?もしかしたらケーヒン?)

同引用によれば、

「インジェクション化に伴い、エンジンのフィーリングなどが従来のキャブレター仕様のものと少々異なるため、キャブ仕様のモデルにも根強い人気を集めている。 これはインジェクションシステムの機構そのものの特性も多少あるものの、点火時期の見直し、適正な燃料供給により燃焼効率の最適化によるもので、いわばキャブ機構特有のだるさ(負圧式キャブならば、スライドピストンがスロットル開度及び吸入負圧に対して的確に作動するまでの、僅かなタイムラグが発生する)が解消されたと言える。 ただし、「だるさ」を「乗り味」として楽しむ嗜好のあるオーナーにとっては、薄味になった感は否めない事もある。」

とされ、少なくとも私の周りのオーナーの多くは、この違いを重要なポイントとして捉えている。

続きを読む


nice!(3)  コメント(19)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。